本園の方針

本園の方針は、『自立した思考力と創造力のある"心の温かさ"と"調和のとれた人柄"をもつ人間を育てること』です。 調和のとれた人柄とは、挨拶、整理整頓、ルールを守るなどの基本的生活習慣を身につけ、自ら答えを見出し、個性豊かな発想で物事をとらえ、さらに人を思いやる温もりのある人柄を言います。 本園では知育・徳育・体育・食育を通して調和のとれた人柄を育みます。

『知育』

文字や数の基礎学習を通して、子どもたちに学ぶことの楽しさを知ってもらいます。また本物の楽器に触れる音楽の時間は、豊かな感性を育み、協調性・達成感、自信の体得にもつながります。

『徳育』

自主的な挨拶や、整理整頓、脱いだ靴を並べることや、返事や手洗い・うがいの習慣など、基本的生活習慣を身につける『徳育』で、礼儀や相手を思いやる心、優しい心を育みます。

『体育』

ラジオ体操や鉄棒、サッカー・ドッジボールなどの幼児体育で、子どもたちが健康で丈夫に育つための心と体づくりに励んでいます。

『食育』

体の生活リズムを整えるために、食事やおやつは規則正しい時間に。年齢に応じてお箸の持ち方や食事の進め方も指導します。また、花や野菜の栽培・収穫を通じて、食べ物への感謝の心も育みます。


教育方針

学習の土台を築く
就学前教育

子どもたちの「知りたい」という思いが大きくなる時期に、絵本の音読や文字学習を通して語彙を増やし、子ども達の探究心を刺激しながら学習の土台を築いていきます。

調和の取れた
人柄を形成

人間形成の原点ともいえる大切な時期に、園と家庭とが一緒になって “しつけ” に共に取り組むことで、子どもたちは規律正しい生活習慣を身につけ、調和のとれた人柄を育みます。

感性を磨く多彩な
カリキュラム

さまざまなカリキュラムに、子ども達はいつもドキドキ・ワクワク!多くの体験を通して子どもの感性は磨かれ、豊かな心を育んでいきます。

7~19時までの
長時間対応

働く保護者の皆様も安心してご利用いただけるよう、長い保育時間を設けています。また、完全手作りの給食と栄養バランスを考慮したおやつで、お子様の健康面もサポートしています。


教育内容

就学前教育を積極的に行います。子どもたちが小学校へ入学してからの事を考え、文字と数を中心に積み重ねを大切にした教育を行います。

1.基本的生活習慣を身につける

挨拶は自分から元気よくする
「明るい人間関係を開く土台」となります。
名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をする
「素直な行動が身につく土台」となります。
履物(くつ)を揃える
「行動に責任を持つ、けじめの土台」となります。

2.立腰教育

本園では、「立腰」を取り入れた幼児教育を行っています。 「立腰」とは、腰骨をしっかりと立てた良い姿勢のことです。体の中心である腰骨(軸)を正す ことで、子どもたちは心と体を整え、意志力・集中力・実践力を含む主体性を身につけることが できます。

立腰の目的

  • ・美しい姿勢をつくり、正しい体の発達を促す。
  • ・心を落ち着け、意志力・集中力・実践力を培う。
  • ・何事にも積極的に取り組める意欲を育てる。

基本的生活習慣の習得と立腰教育による効果

  • ・相手の話をしっかりと聞けるようになる。
  • ・園、家庭での教育がスムースになる。
  • ・静と動のけじめがつくようになる。
  • ・気持ちのコントロールができるようになる。
  • ・人間としての土台が形成され、それは一生の軸となる。

3.就学前教育

  • (1)文字の学習(文字、漢字、ことわざ、俳句、四字熟語、百人一首、論語)
  • (2)数の学習(数の集合、数の順序、大小、長短、足し算、引き算、九九)
  • (3)絵本の音読、フラッシュカードによる学習
  • (4)英会話、幼児体育学習
  • (5)和太鼓、鍵盤ハーモニカでリズム感を養う
  • (6)食育(給食・おやつを通して正しい食生活を身につける)

当園の幼児教育

小学校への就学に向けた取り組み

基本的な生活習慣を習得する事を礎に就学に向けた様々な取り込みを行っています。第一に、身辺の自立として着替えの際に衣服をたたみます。第二に、紐を使って固結びや蝶々結び等の技能を習得します。第三に、身の回りを整理・整頓します。次に雑巾を絞って拭き掃除をします。第四に、公共の場で必要とされるマナーを身につけます。例として、基本的な道路標識などを学び交通ルールを守ります。第五に、身だしなみを整えます。第六に、トイレを使用する際には扉を閉めます。第七に、4歳児・5歳児はハンカチを携帯し使用します。第八に、5歳児になると時計を活用して、先の見通しを立てて諸活動に取り組みます。最後に、当番活動を通してクラスにおける大切な役割を担います。